物販アフィリエイトで稼げるまでの5つの手順とサイト運営ビジョン

 

物販アフィリエイトのサイト運営を始めたはいいものの、思うほどの結果が出ず悶々としている方は多いと存じます。そうなると、稼げるサイトとは何なのか、どうすれば稼ぐサイトを作れるのか、疑問は尽きませんね。

 

この疑問には、稼げるサイトを作るまでのビジョンを提示する形でお答えしましょう。

 

商品を紹介するまで

商品紹介ページひとつ作るだけでも、商品を選び、キーワードを選び、それに合わせてサイトを作り、記事を執筆し、SEO対策をとる……と手順をこなす必要があります。これは、どの案件でも毎回遵守していってください。それでは、各手順について詳細に解説しましょう。

 

売れそうな商品を選ぶ

まずは商品を選びましょう。ここで勘違いしてほしくないのですが、アフィリエイターの役割とは飽くまで商品を紹介する事であって売り上げの向上に貢献する事ではありません。売り上げの向上に努めるべきなのは広告元ですし、売れる望みが薄い商品に肩入れしたところで爆売れ商品に変える力などアフィリエイターは持ち合わせておりません。

 

売れない商品の傾向としましては、「購入までの手続きが無駄に多く(長く・煩雑)途中でどうでもよくなる」「ランディングページに説明不足などの問題がある」「知名度がない」などが挙げられます。承認率(成果に対する報酬の比率)の低い広告主に当たってしまった場合も稼げませんので商品選びからやり直してください。

 

売れる商品は当然売れないものとは逆で、「購入までの手続きが単純」「ランディングページが分かりやすい」「知名度が高くメディアでの露出も多い」ほか、「現金やクレジットなど購入の方法が多岐」といった買い手の利便性を高める構成が意識されています。承認率が高い案件に当たっていれば成約が多少足りなくても最終的な報酬額が高くつきますので、尚いいですね。

 

実績を上げていると依頼探しに寄っているASPの側から担当者がつき、売れる商品について教えてもらうことや特別単価でアフィリエイトできることがあります。ASPの方からも信頼を置かれている証なので、担当者はつけて貰いたいところですね。売れ筋のキーワードで検索上位に君臨していると担当者になろうとメールで名乗り出られるケースが多いです。

 

商品に合わせてキーワードを選ぶ

商品を選んでからサイトを作るまでの間には、サイトに盛り込むキーワードの選定が含まれています。サイトのキーワードは何でもいいという訳ではなく、「購買意欲」と「検索されやすさ」の観点から適切なキーワードを選びサイトへ盛り込む必要があります。

 

「格安」「流行」「オシャレ」といったポジティブなワードを商品とのマッチング&検索されやすいかどうかを意識したうえで選びましょう。ちなみに、よく検索されるであろうキーワードを「ビッグキーワード」と呼びます。

 

キーワード選定はアフィリエイターの手腕が如実に出る箇所ですが、裏を返せばアフィリエイトが上手くなるたびに的確なキーワードが分かってくる訳です。

 

選んだキーワードに合わせてサイトを作る

キーワードを選んだからには、そこから外れないようサイトを作っていかねばなりません。例えば選定キーワードが「白い巨塔」なのに書いた内容が「ブラック・ジャック」の話に終始している状態ではミスマッチと言わざるを得ません。内容の乖離が著しいので「白い巨塔」で検索しても上位どころか検索結果にすら出ないことも考えられます。

 

「そんなヘマはしないよ~」と思われるでしょうが、この手のミスは自分にとって知識の疎い分野で記事作成する際に案外出るものです。例えば、ベンザブロックには鼻から・喉から・熱からの3種類がありますが、健康な時に意識することは少ないでしょう。それで違う色を買ってしまう可能性がある訳ですね。

 

無知からのミスマッチを防ぐには、その分野について少しでも調べておくことです。ベンザブロックにしても風邪をひき始めた段階で選べば正しい薬にありつけます。

 

サイトの書き方には、商標名そのものを使う、商品名は使わず複数のキーワードを合わせて仕掛ける、ビッグキーワード1つで勝負、トップページのみと様々ですが、選定したキーワードとサイトの内容を合致させるのが重要であることに変わりありません。疎い分野は素直に調べ、的外れな執筆を防ぎましょう。

 

記事作成をする

ここから実際に執筆する段となります。トップページだろうと各種個別ページだろうと守っておきたいのは、決めたタイトルに沿った内容で執筆し、タイトルから逸脱しないことです。「外付けHDD四天王」と銘打つならばHDDを4種ピッタリ紹介するべきであり、5種だとか3種だとかになるようなら「五大老」「三銃士」にタイトルを変える必要があるという具合です。

 

また、記事を作成することは概ね扱う商品に関して講釈を垂れる事に近いです。従って、紹介する商品について自分が知っていなくては何も書けません。読者から質問が寄せられることもありますので、半端な知識ではダメです。

 

商品についての知識を得るならば、ネットで探るだけでなく、Yahoo!知恵袋で使用感や評判などを調べたり関連書籍を読み込んだりして、扱う商品の特長や欠点などをマスターしておきましょう。購入する余裕と試す時間があれば、なお具体的に商品を知ることが出来て、説得力がある記事を作成することが出来ますね。

 

SEO対策で検索上位へ食い込む

記事の作成が完了し投稿し終ってからも少しだけやることが残っています。

 

それは想定した検索キーワードで実際に検索された際上位に表示されるようにするSEO対策です。ものを検索する時にわざわざ5ページ10ページと見て回るケースは稀ですので、アクセスをより多く稼ぐには検索上位に出ねばなりません。

 

特に対策をしていなくても記事内のキーワードにたまたま引っ掛かって上位表示される幸運はたまにありますが、原則SEO対策は必須となります。

 

Googleの検索結果は年功序列の部分があり、作られて間もないサイトはなかなか上位に上がりません。特に自然リンクの少ないアフィリエイトサイトでは顕著です。要するに下積み時代があるわけですが、めげることなく読者にとって有意義な記事を作り続ければGoogleに評価されドメインに力の付く時は必ず来ます。

 

自サイトの品質向上に努めるタイプのSEO対策は内部SEOと呼ばれます。選んだキーワードがタイトルに入っているか、内部リンクが適切か、読者が快適に巡回できるか等をチェックし、気になる部分を修正していきます。ちなみに、対となる外部SEOは外部リンクという繋がりによってGoogleからの評価を高める方法です。

 

地道に待っていられないせっかちな方はサテライトブログなどで外部リンクを自作自演してしまうブラックハットSEOで手早く実績を作り上げてしまいましょう。Google非推奨の方法ですが、対策をきちんとしてリンクを貼り付けることをしていけば、短期間で上位表示することが出来ます。具体的には、ドメイン分散、IP分散、アンカーテキスト分散、リンク位置分散、等自然リンクを装うんですね。

 


ここまでで、SEO対策までして商品紹介が1件済みました。

 

稼ぐまで、そして稼ぎだしてからのビジョン

継続と反省の繰り返し

上述した5つの手順は商品を紹介するたびに繰り返すことになります。最初から稼げることはありませんので、序盤はひたすら更新を重ねていくしかありません。

 

それも、ただ惰性のまま更新するだけではいけません。作ったサイトが出した結果を踏まえ、稼げたサイトとそうでないサイトの違いを精査してください。稼げるサイトの何が受けたか、稼げないサイトの何が悪かったかを熟考し、稼げるサイト作りの知恵を磨いていくのが始動直後の方針です。

 

別のサイトも研究する

自サイトの中で成績の良い記事悪い記事と見ているだけでは不十分です。時には別のサイトを研究して自サイトの運営に活かしましょう。見やすく巡回の容易なサイト、よく稼げているサイト、狙いのキーワードで上位に表示されているサイトなどを見学し、良いと思った部分を取り入れていきましょう。

 

いっそ、盗みまわってください。もちろん文章をそのままコピーしていては、Googleにスパムとみなされますけどね。

 

稼げるようになったら

アフィリエイト収入が月10万まで達したら軌道に乗ってきたとみていいでしょう。この段階でサイト全体の整理が作業として加わります。サイトの質をより高めていかないと月10万で頭打ちしてしまうのです。

 

サイト全体でまず再確認するのは、パッと見てゴチャゴチャしていないか等デザイン面です。分かりにくい部分があればシンプルに抑え、見やすい外観を目指しましょう。

 

過去の記事では有益な情報を提供できているかだけでなく、誤字脱字や文法、論理の一貫性といった基本的な部分もチェックしていきます。間違いを見つけたら、即座に修正してください。

 

また、アクセス解析から訪問者がどういった検索キーワードで来ているかを割り出して、自サイトと読者の意識がズレていないかも精査しましょう。

 

読者の層や需要にマッチしていないようであれば、今後の商品選びや記事執筆だけでなく、ズレを補完する記事の執筆も視野に入れ、読者離れを早目に防いでください。

 

これらの編集作業は月10万のラインから本格的に必要となってきます。言うなれば、アフィリエイト運営はここからが本番となりますので、以前と同じ調子では稼ぎがすぐに頭打ちする事でしょう。
 

 

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