記事作成の初心者に伝えたい心構えと基本となる記事構成

 

アフィリエイトにおいて記事作成は避けて通れません。しかし、どのように書けばいいのか分からず悩むこともまた誰もが通る道です。

 

記事の書き方が定まらず悩み悶えている方々に少しでも助けとなりますよう、必ず抑えておきたい基礎的なことと心構えについてお話ししましょう。

 

記事作成に際しての心構え

記事作成は手段、目的は成約へ導くこと

物販アフィリエイトで報酬を得る条件は、広告元との成約が1件でも多く成り立つことです。これから幾百幾千と記事を書いていく理由は、飽くまで成約への橋渡しでしかありません。より良い記事を書いていくことは必須ですが、目的が記事の執筆にすり替わるような事態は避けてください。

 

記事をより多くの人に読んでもらい、その中でまた多くの人が商品を買っていくのが理想なのです。1件でも多く成約を実現できるよう、「買ってやろう」と思わせられる記事を目指してください。

 

読者の疑問に先回りし、筋道の通った納得いく記事は一つの到達点と言えますが、到達点の一つでしかありません。


避けたい2つのミスマッチ

稼げない記事に落ちぶれる原因としてよくあるのが「ミスマッチ」です。「合わねー」ってことです。何がどう合わないのかと言いますと、2種類ありまして、内的ミスマッチと外的ミスマッチです。

 

内的ミスマッチとは、掲げていたタイトルと実際に書いた内容が噛み合っていないというものです。「ホイール」の話をする筈が「お好み焼き」の話になっているようなケースです。

 

そこまで極端な乖離でなくとも、書いている本人にとって些細な違いだったのが読者にしては大違いだった失敗談はよく聞きます。商品のジャンルに疎いとこういったミスが出ますので下調べぐらいはしてください。

 

外的ミスマッチとは、訪問者が来た際の検索キーワードと記事の内容が噛み合わないというケースです。検索キーワードは書き手が想定したり狙ったりしているものなので、ほぼ執筆者のミスと言えます。

 

自身でその検索ワードを試し、訪問者の思考や要求をある程度予測したうえで執筆にかかりましょう。


継続は力なり

執筆のスキルアップは結局これに尽きます。何度も記事を書いて腕を磨いていくしかない部分がかなり強いので、あれこれ講釈しても最後には「続けなさい」で終わるものです。

 

正直この記事も「継続せよ、以上」で済むのではないかと思うぐらいです。そんな無に等しい記事など出しませんけど。

 

ただ、闇雲に惰性のまま続けていては伸びません。「タイトルや検索キーワードに合った内容が書けているか」「話の流れが唐突に変わっていないか」「購買意欲が芽生えるのか」などの点を踏まえつつ書いた記事を振り返っていきましょう。

 

記事の基本は土台から。基本の構成教えます

ここから記事を執筆する際の基礎をお話しするわけですが、文法やら技法やらの話ではありません。もっと根源的な、記事構成の大筋についてお話しします。

 

記事構成の大筋は「序破急」です。もう少し噛み砕いて言えば「序論」「本論」「結論」の3ステージに分かれる事となります。当然ながら、それぞれの書き方にはコツというものが存在します。

 

序論で読まれるかどうかが決まる

序論どころか記事の頭となる部分に勝負がかかっています。ここの出来不出来がそのまま読まれるか見切られるかの分水嶺となるので、決して手を抜いてはなりません。

 

記事を開いて最初に見られる部分は「リード」と呼ばれます。ここが拙いと高確率で「そっ閉じ」の憂き目を見、目的の広告まで誘導するどころではなくなります。

 

リードで読者を離さないためには、扉絵として関連画像をドンと載せる、導入部で想定される読者の悩みに共感する、冒頭で結論を簡潔に述べる等の工夫を施し、読み進める意欲を掻き立てましょう。

 

また、読者にとっての利便性などから目次をつけるのも有効です。読みたい箇所だけジャンプして読めばいいので「そっ閉じ」されにくくなります。Wordpressならば「Table of Contents Plus」という自動で目次をつけてくれるプラグインがあるので追加は容易です。但し、目次のせいで購買意欲に関わるセールストークなどをスルーされる可能性もあることをお忘れなく。

 

本論はただの商品紹介で済ませない

本格的な商品紹介に入る訳ですが、淡々と商品の特徴やスペックを述べているだけでは購買意欲など湧きません。商品を購入し手元に携えることのメリットを正しい論理立てで説明する必要があります。商品のメリットを説くことが成約への第一歩となりますので。

 

ところがセールストークだけでは買え買えオーラを放っているだけなので辟易してしまいますよね。商品のメリットが伝わったとしても、広告ではなく近くのコンビニで買われてしまっては報酬に繋がりません。この先は想定する検索キーワードで来る人の需要を予測し、本当に有益な情報をプラスしていけるかが試されます。

 

Q&Aサイトなどで生の声をリサーチしておき、商品の応用編や欠点のリカバー提案といった得な話を固めておきたいところです。


結論と共に購入へのもうひと押し

まとめとして記事全体から箇条書きで必要な部分をまとめておきましょう。分かりやすいというのもありますが、記事の本文より先に一番下を見る人は意外と多いのです。記事の執筆とは最後まで気が抜けません。

 

また、購入を促すひと押し(Call To Action、略してCTA)も本論で納得を十分に得ていれば成約へ結びつく強力な一手となります。ただ、本論のパンチが弱いとCTAは無意味となります。その場合は他の関連記事へと誘導すれば多少マシな結果になるかもしれません。


序破急、どれも大事

外面となるリードも内面となる本論もラスト部分も一つとして疎かには出来ません。

 

「外面を取り繕う」「中身で勝負する」などと言っている場合ではないのです。全箇所のレベルを上げていかないと成約率は上がらないので、記事を見直す際は全体を俯瞰するようにしてください。
 

 

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