「基礎・論調・感情」を駆使して個性豊かな記事を作成する方法・思考

ブログの記事にせよセールスページにせよ、アフィリエイトはモノを書かないといけませんよね。どうせ書き続けるなら個性を出して、目立ってみたいと思いませんか?

 

アフィリエイトのサイトやブログが増えてきた昨今、傍目から見れば巨大アイドルグループのように違いの分かりにくい似た者同士の集合体にまでなっています。

 

アクセスを増やすにあたって個性の一つでもアピールしたいものですね。さもなくば埋まってしまいますから。アピールはSEO対策に勝って検索の上位に食い込むことばかりではありません。

 

あなたの書き方に秘められた個性を存分に解き放つこともまた、あなたのアフィリエイトを唯一無二たらしめるのです。

 

今回は個性を磨くモノの書き方についてお話しします。ただ、長々とした上抽象的な表現ばかりです。適切に個性を出して認められるのは非常に難しいですから。

 

まずは基本・基礎を大切に

個性を出すとはいっても、文章を書く上での常識やテクニックを軽んじてはいけません。寧ろ文章の常識やテクニックに立脚して個性を磨くのが物書きの鍛え方です。個性と称して窓ガラスを割ってまわるような人間が重んじられる道理はありません。

 

まず割れた窓は修復するという常識があり、その上でどこよりも早く直すとか格安で防犯ガラスにするとか、そういったものが個性なのです。個性を磨く前には基礎を自分の中でシステム化・自動化までしてください。

 

話を正しくつなげる

2つの話を順番に書く場合、両者の内容がかけ離れている時は繋ぎとなる話を挿入し、話の格差を軽減しましょう。シンデレラを例にすると、「ひとり家の掃除をする場面」と「お城へ向かう場面」はかけ離れていますので、間に「魔女がドレスと馬車を用意する場面」を挟んでシンデレラを家から城へ自然に移動させるという具合です。

 

話同士をつなぐ接続詞さえ自然に運べば流れは完璧でしょう。ただ、意見が二転三転して一貫性を欠いている場合は話の内容自体を見直す必要があります。

 

文字ばかりにしない

一目見て「文字ばかりだぁ」と思われては読む気がしなくなります。「ひらがなで通じる部分はひらがなにする」「数段落で区切って間に画像や動画などを挟む」「文字同士の上下スペースを詰めないようデザインする」といった見た目のスッキリ感も意識しましょう。

 

論理武装などで内容が長引いた場合は以前の記事へ誘導したり上手な解説となる外部サイトへのリンクを貼ったりして圧縮します。見やすさはデザインや文字数だけでなく、見出しの作り方も関わってきます。関連性のある見出しは一段上の大見出しにまとめておくと、話題のまとまりから読みやすくなります。

 

論理武装を固めるには

主張や意見陳述の際には論拠となる具体的なソースを示すのが普通です。大学で卒論を必死に書いた経験があるならば、それを思い起こしてください。卒論の末尾に、引用していた文献を著者名・出版社・該当ページ含めリストアップしたではありませんか。

 

一サイトの一主張でも具体的な論拠があれば信憑性や説得力は大いに増します。外部サイトでも構いませんので、専門家の意見が載ったソースは示しておきましょう。

 

また、記事を書いている途中でどのような質問や反論が来るか予測できた場合は、先回りして答えておく必要があります。「ここは質問されるだろう」「ここはこう反論されるだろう」という箇所は、その場で可能な限り解決しておきましょう。

 

読者が質問をするのは稀ですが、その理由は納得したからというより質問するのが面倒だからしないという面が強いです。聞かれそうなことを予め補足しておけば読者が質問する手間も省け、評価が上がることでしょう。

 

逆に敢えて隙を作る意味

これは上級テクになりますが、話を飛躍させたり想定した疑問を放っておいたりして付け入る隙を敢えて作る戦術があります。論文ではなく飽くまで一主張という軽めの立場だからこそ使える高等テクですね。

 

なぜ隙を作るのかといいますと、隙のない完璧な意見は納得こそ得られてもレスポンス(特に拡散してもらう)が少ない場合があるのです。目的は読者を黙らせることではなくアクセスを稼ぐことなので、拡散してもらえないのは非常にマズイわけですね。

 

だんまりを決め込まれるより、敢えて隙を突かせて拡散を誘うことでアクセス数の荒稼ぎを狙います。いわば、炎上戦術です。隙を突かれて拡散された後は穴を埋めても構いません。

 

文章のどこに隙間を開けるかは調整の難しい面があります。どうしても難しいならば、特定の凶暴な層が反応しうるデリケートな話題で一筆書いてみるといいかもしれません。

 

論調であなたの色を出す

話のつなぎ方・見やすい文章デザイン・論拠の提示といった基礎を土台に、あなた自身の論調で主張を彩っていきます。自身の体験談や人生観、語彙などをフル回転させて個性豊かな文章に仕上げましょう。

 

論拠に経験も添えて断言する

客観性のあるデータや専門家の意見といったソースを出すのはとても大事です。しかし、論拠を出すだけでは不十分で、「自分ならでは」の要素に欠けています。無個性です。

 

そこで、自身の体験も添えて主張に人間性を出すのです。濃密でインパクトのある(それでいて公序良俗に反しない)体験ならば載せて損はないでしょう。ブラインドタッチがタイピングの速度を上げるという話に、「高校の時、情報の先生が後ろを向きながら文章を打っていて驚いた」という体験談を添えるといった具合です。

 

自身の体験に裏打ちされた話題であれば、強く言い切ってしまいましょう。「~だと思います」などと尻込みせず、自分が証拠だとばかりに断言するのです。体験について証明しろと言われても、「信じる信じないは読者次第」と切り捨てて構いません。乱暴ですが、体験について証拠が出せない以上は強気に言い切って通すほかないですから。

 

さて、体験を交えて強気に言い切ると文章に個性と力強さが出てきますが、それは予め論理武装を施した正当な主張の下成り立つことを忘れてはなりません。飽くまで肉付けに過ぎないので、土台の論拠やソースが不十分だと無意味に吠えているだけで終わってしまいます。基礎なしで個性を主張してもよほどの天才でなければ通りません。

 

比喩や例え話の役割

体験談以外でも、言い換え・比喩・例え話で書き手の個性が表出します。個性を出す目的でなくとも、こうした表現は長い文章を分かりやすくまとめたり読者の興味を惹いたりする作用があります。

 

単に文章を分かりやすくするだけならば、具体的な内容を抽象的にまとめ、抽象的な話には具体例を提示する、という具体と抽象の逆転を意識すれば十分です。文章のまとめ方や例え話の引き出しに個性は表れますが、特に例え話はあなたの全てを試されると言っても過言ではありません。

 

とはいえ、例え話の出し方にも常識の範囲がございます。何でも下ネタで例えるような文章ばかり書かれては困るので、例え話の王道を紹介しましょう。

 

例え話の王道とは、あらゆる世代に広く浅く通用するネタです。恋バナや仕事ネタあたりが適格でしょう。その辺りの縁が薄ければ、おとぎ話や時事ネタも有効でしょう。「話を正しくつなげる」の項でシンデレラを出しましたが、あのような感じです。

 

慣れてきたら読者層の世代に合わせた例え話(ターゲット世代が中高生の頃流行っていたものなど)で狙い撃ちしてみましょう。

 

自分なりの提案をする

ここまでやれば分かりやすさも人間性も十分溢れていますが、更にもう一歩踏み込むべき領域がありまして、それが「解決策の提案」です。かなり難しい分野ですが、せめて自分なりの解決案を理論立てした正当な主張として示すぐらいはしておきたいところですね。

 

提案が無いと、穿った見方では「投げっぱなし」になりますから。検索してくる人のキーワードと、それに伴って本質的に知りたいことを深層まで考察し、読者が潜在的に知りたかったことを割り出して先回りした提案が出来ればパーフェクトです。

 

かなりの経験と洞察と閃きを要する最終目標ですが、かゆい所に手が届く内容が書ければもはや一種の権威にまでなります。勿論評判も上々でしょう。是非、「神の視点」を得られるようチャレンジしてください。

 

個性は最後に感情から出る

認められる個性の最終ステップ

文章の常識にのっとり論理武装しつつ、自分なりの経験や比喩を交えて最後に提案まで出来れば十分個性が出ているといっていいのですが、まだ論文のようなカタさが残っています。個性と言っても誰が書いた論文なのかという程度にしか留まっていません。ここまでしてもなお、です。

 

堅苦しくなり過ぎないよう、文章の中で肩の力を抜いたフランクな部分を作っておくと、読者にもとっつきやすくなります。また、「これはどうでしょうか」「この状態でいいのでしょうか」などと問いかけるのも、言いっ放しでなく読者への視線をアピールできて「自分を見てくれている」と思わせる事が出来ます。

 

時々柔らかくフランクに説いたり読者に目線を向けて問いかけたりするのもなかなか好印象を抱かれやすいです。ここまでやればリピーターが付くでしょう。

 

目立つためのリアリズム

ここで再確認しておきたいのは、個性を出すのは目立つための手段に過ぎないことです。個性的なアフィリエイト運営にもかかわらず結果が出ていない場合もあることでしょう。その場合は別のアプローチで目立つ必要があります。

 

その一つは冷徹なまでの現実主義です。目を背けたくなるほど残酷な真理はそこかしこに転がっていますが、辛いので誰も敢えて言わないものです。話題に出そうものなら「それを言っちゃあおしめえよ」「嘘です!全部嘘です!」「知らなかった、そんなの…」と様々な反応が来るでしょうが、読者の感情を動かすならばこれが最も簡単ではないでしょうか。

 

常識・決まり事・王道・幻想なんかをぶち壊すようなアプローチで話を展開すると、「新鮮な自己啓発だ」「よく言った!」と好印象をもらうケースもあるのです。当然ながら悪印象を抱かれることもありますが、臭い物を扱うのが現実主義なので仕方ないでしょう。

 

文章の常識以外壊せる余地はあります。別の視点を提供するつもりで綺麗事抜きの残酷な真実を取り扱うことも考えては如何でしょう。炎上商法としてはガチ犯罪に突っ込みにくい上に効果も高い案件ですよ。

 


 

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