物販アフィリエイトにて有効な比較サイト構築の正しい作り方と思考法

アフィリサイトの形式として比較型というものが存在します。レビューから一歩進んで、類似品や競合商品などの情報を一緒に並べるタイプのものです。

 

わざわざ別商品のことを調べずに済むので読者にやさしく、他と劣っている点さえ包み隠さないので誠実さをアピール出来るのが強みと言えるでしょう。そんな比較サイトの製作について今回はお話しします。

 

具体的に何を比較するのか

比較サイトで比較すると言っても何を比較すればいいのでしょう。値段は当然ですね。家電ならばスペック、化粧水ならば効能や成分、衣類ならばサイズや素材などの基礎情報が比較対象となるでしょう。比較サイトを名乗るからにはこの程度の情報は載せて当然です。

 

加えて比較対象としたいのは、商品の使い道や用途です。どういった場面でその商品が本領を発揮するか、その商品に最も適した用途は何か、これらを第一の比較対象として載せておきましょう。値段などの基本情報はそのあとに続きます。

 

用途を第一に推すのは、ショッピングで最も楽しい瞬間が買う直前にあるからです。伊勢隆一郎氏の著書など一部界隈で言われていますが、人はモノ自体を買うのではなく、モノによってもたらされるであろう感情を買っています。白髪染めを買う理由は白髪を染めてから訪れる未来にあり、ルンバを買う理由はルンバへの期待にあるのです。

 

ちなみに、用途次第で宣伝材料となる基本情報は変わってきます。掃除機ならば、単に買換え目的なら安さが武器になりますし、細かい隙間を掃除したいならば細いノズルが魅力となりますね。

 

年代や性別で分ければ尚良し

比較サイトからさらに進めてランキング要素を取り入れると、成約率は更に上がります。その場合、年代と性別で分けると「自分に合った商品」と認められやすくなります。10代~60代の男女、計12ブロックで分けるのが理想でしょう。

 

性差や10歳差による価値観の違いはかなり大きいです。12ブロックでベスト5だとして60商品も実際に試さねばならないのかといえば、そうではないです。5つぐらいの商品を様々な視点から繰り返しランキングに載せる程度で問題ありません。

 

比較サイトを作る時に注意したい事

比較サイトはただ作ればいいというものではありません。比較要素を売り上げ向上へつなげるには幾つか気を付けるべき事があります。

 

いきなり作ろうとしない

比較サイトを最初から作ろうとしても、商品についてあまり分かっていない状態なので、目に見える情報しか比較できません。本当に比較するべきである用途や使い道が見えてこないのです。

 

比較するスタイルをとるには、商品ごとのレビューサイトを個別に更新する中で違いを深く理解する必要があります。

 

広告まみれやリンクの貼り過ぎは嫌われる

アフィリサイトなので広告を貼ってから配信し、リンクでつないでおくのですが、これはやり過ぎるとGoogleから嫌われます。安易な貼り過ぎは避けましょう。例えば、ページに入ってすぐ広告だらけでは見る側の気も滅入るでしょう。ここは簡単に想像がつくでしょう。


また、作ったサイトのページを全部アフィリリンクでつなぐのも宜しくないです。無関係なページ同士を繋いでいるとGoogleから見做され、評価が下がるからです。比較特集の親ページから商品ごとの子ページへのリンクにとどめ、子ページ同士はリンクしないようにするのが安全でしょう。


Googleからの評価が悪いと検索からサイトを見つけづらくなり、PV数が減ってしまいます。サイトを見てもらわない事には始まらないので、Googleからの評価を悪くしないよう努めてください。

 

出来ればイメージキャラクターのある広告が望ましい

使う広告に注文を付けるとすれば、商品だけ無機質的にドンと出されるよりも、何らかのイメージキャラクターがついている方が望ましいです。商品だけの広告は売り込みの色が露骨で人によっては避けてしまいます。

 

テレビのCMでは有名人を起用する場合(タントやミキプルーンなど)が多いですよね。有名人でなくとも兎に角人間(ドンタコスや星のカービィスーパーデラックスなど)を出します。人間でなければ宣伝用のオリジナルキャラクター(ポリンキーやはごろもフーズなど)を出します。

 

宣伝に人間味を出した方が親近感も湧いて売れやすいのです。

 

違いは必ずある

例えば、ディスプレイならば同じインチ数ではどれも大差ないように見えます。しかし開発側同士では些細な点で差別化を図り合っています。宣伝するからには些細な違いを押し出し、ピッタリの用途を提案しましょう。でないと同じような商品ばかりの中で迷いっぱなしになってしまいます。
 

 

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