物販アフィリエイトのジャンル型と商品型の2つサイト構成の書き方
アフィリエイトにおける物の書き方といいますか、売り込み方と言いますか、これには2種類の基本形が存在します。商品のジャンルを重視するか商品そのものを重視するかの違いです。
どちらにも属さない書き方で売れるのは日本中誰でも知っているぐらいの知名度を持つ人ぐらいなので、基本形を遵守しましょう。そもそも、モノを売るあなたの事など客は一切知らないのが、セールスの大前提です。日記ブログに少しレビューや広告を載せる程度では見向きもされません。
では、アフィリエイトの基本形について解説しましょう。
ジャンル型と商品型
両者の違いは例えるならば「木をどう紹介するか」です。ジャンル型は決まった森の中から次々と木を紹介するタイプ、商品型は森だろうが街だろうがあちこちの木を個別に紹介するタイプとなります。
森の中で紹介する「ジャンル型」
ジャンル型はブログ運営でのアフィリエイトで多く採用されている代表的なスタイルです。自分がアフィリエイトしていくジャンルは言うなれば「森」、その中にある様々な「木」を紹介していくわけですね。
取り上げられるジャンルは多種多様というレベルではありません。物販アフィリエイト自体が無限大の市場なので、ジャンルもまた無限大なのです。特によく見かけるのは、「恋活」「美容」「グルメ」「クルマ」「資格」「テレビゲーム」あたりでしょうか。
他にも多数ありますので、興味のあるジャンルを扱うことでモチベーションの維持を図るのが始めたての頃には効果的です。勉強したい分野に参入して知識や情報を整理しながらブログを運営すれば読者にも自身にも理解が深まりWin-Winですね。参入するジャンルが決まったらどのような商品を扱うのかASP内で見渡す下準備も怠りなく。
木を紹介して回る「商品型」
ジャンル型に対し商品型は紹介する「木」の場所にこだわりません。森でも山でも街の広場でも、この「木」を紹介すると決めたら何処へでも行くようなスタイルです。こちらはサイト運営で採用されやすいスタイルですが、ブログでも不可能ではありません。
ジャンルの枠組みに囚われず商品そのものを個別で紹介するため、読者が求めるであろう情報を意識し、解決するような内容を心がける必要があります。
レビューだろうと価格比較だろうとこの理念が変わることはありません。時には商品の問題点や課題をも包み隠さずレビューする誠実さも求められます。
また、商品そのものが販売中止になった場合、商品名で記事を記載しているので、ジャンル型と違って商品を他の物と差し替えることが不可能となります。
広げ過ぎるな扱うジャンルと見込み客
漠然とした大ジャンルでは必要とされない
ジャンル型でブログを書いていく際、大ジャンルのままにせず何段か絞っておいた方がいいです。ひとくちに「ゲーム」といいましても、「テレビゲーム」「レトロゲーム」「新世代ハード」「ソーシャルゲーム」「アダルトゲーム」と種類は多岐にわたりますね。
あれこれ欲張って包括的に「ゲームのブログ」を名乗っていては却って埋もれます。せめて「スマホゲー紹介ブログ」ぐらいには絞っておけば、「自分にとって必要だ」と思ってもらえ、アクセスに繋がるのです。更に言うと、「アクション好きの為のスマホゲー紹介ブログ」等ターゲットを絞ると、よりアクセスにつながり、よりリピーター率も増えますね。
ただ、絞りすぎて需要がない市場でサイトを作成してしまっても、アクセス数の絶対数が少なくなってしまうので、要注意です。
売りたい人物像はよく絞る
アフィリエイトというのは商売なので、マーケティングの技術は必要になります。その中でペルソナ(仮想客)の設定は欠かせないでしょう。ターゲットを選ばず「誰にでも」などとセールスしていても、気にかける人はいません。
詳細に設定したペルソナのウォンツ(取得や回避への欲求)に訴える商売文句が出来れば、「自分の為の商品だ」と思ってくれる人がやって来ます。アクセス数は少ないかもしれませんが、何も決めないでいるより成約率は大幅に上がります。