ブログにアクセスを呼び込む7つの記事の書き方・コツ


 アフィリエイトブログの運営にあたって心配事はつきものです。その中でもよくあるのが、文章に関する悩み。「ネタが無い」「文章が上手くなりたい」「リピーターを一人でも多くつけたい」「上手なブログはどう書くの」と様々な心配事が湧いてきます。

 

これを解決する答えは、単純に言えば「読者を惹き込む記事を作ればいい」というだけのもの。では、人を惹き込む記事はどうしたら書けるのか?今回はそれを解説しましょう。

 

惹く記事とはなにか

読者が記事に惹かれ読み耽ると、ブログの滞在時間もぐんぐん伸びていきます。そんな記事を作り出す書き方からご紹介しましょう。

 

「記事のテーマを決める」「マーケットリサーチ」「ペルソナを作る」「自己分析」「扱う分野を知る」「興味を惹くタイトル」「適切な文章プログラム」以上、7つの記事の書き方になります。事前のリサーチや勉強だとか、文章の骨組みや序破急だとか、何より当たり前で地味な事ばかりですね。

 

しかし、こうした地味な事こそが、派手な手法や高度なテクよりも重んじられるべきなのです。なぜならば、良い記事を書くための地力を先に付けなければ読者の興味を惹けないからです。それでは、地力をつける7の書き方を詳しく解説していきましょう。

 

早く習慣づけたい7の書き方

これより紹介する11の書き方は、早いうちから意識して習慣づけておきたいものです。地力を養成する習慣なので、始めるのは早ければ早いほどいいですね。

 

記事のテーマを決める

記事を執筆する前には、予め記事のテーマを固めておきましょう。テーマを決めていないと話があちこちに飛んで破綻してしまいます。

 

例えば、この記事ならば「良い記事の書き方」をテーマとして決めておりますので、「ブログのアクセスを上げるには」なんて話は出てきていません。「いい記事が書けたらブログの滞在時間が延びる」とは書いてありますが、そのぐらいです。

 

記事で扱うテーマも、決めてさえいれば何でもいいという訳ではありません。ブログで扱うテーマから逸脱しない範囲で決める必要があるのです。トレンドなら直近の芸能ネタ、情報商材なら商材レビューや詐欺対策と、ブログの大テーマに収めた上で記事のテーマを決めて書き続けましょう。ブログの性質が読者に伝わります。

 

マーケットリサーチ

自分が身を置いている市場についても、その情勢を絶えず窺っておく必要があります。市場の動向が分かっていなければ、情報発信の際に大きなハンデとなりますし、記事が書けたとしても読者のニーズに合った情報にならず徒労に終わります。マーケットリサーチを怠ったままブログを続けても的外れな事ばかり書いているダメブログと見做されるだけです。

 

マーケットリサーチは重要ですが、右も左もわからない最初期ではかなり苦痛になるでしょう。参入するマーケットの特徴を掴むまでは、関連するならばどんな情報でも貪欲に集めて下さい。大まかな事が分かれば、あとは新しい情報を軽く抑えるだけで市場の動きが見えるようになっていきます。

 

ペルソナを作る

マーケットが分かったら、次は読者層のイメージを詳細に固めていきます。ここが漠然としていては結局誰に向けたメッセージなのかが分からず読者を唸らせることはできません。逆に、ターゲットとする読者層が固まっていれば、文章の運び方や決め文句などの方向性がハッキリして記事を作りやすくなります。

 

ターゲットを詳細に固めていくには、「ペルソナ」を作る事です。「ペルソナ」とは「仮面」を意味しており、マーケティング用語では「仮想客」として宣伝戦略などの為に用いられています。空想の客を作って何の意味があるのかとお思いの方もいらっしゃることでしょう。しかし、仮想客の設定に則したマーケティングが、現実で似た境遇の顧客から支持を得られ、生涯顧客化に繋がりやすくなるのです。

 

ペルソナはなるべく詳細に設定しましょう。最低でも「性別」「年齢」「職業」「所得」「配偶者と子供」「ライフスタイル」「周囲の人間関係」「悩み」「この言葉に弱い」「望み」の10項目ぐらいは具体的に決めておいてください。

 

同じ30代前半でも「婚活中の独身OL」「妻子持ちの中間管理職」「シングルマザー」「引きこもりニート」ではライフスタイルから価値観まで何もかもが異なってきます。ペルソナの設定を綿密にしておけば、その視点から魅力的な文章を考えることで、響く人にはとことん響く記事が次々と書けるようになります。

 

ターゲットを絞りすぎてニッチな需要となっても売り上げに繋がらないのではという疑問もありますが、先述のように漠然としていては響くワードは出ません。寧ろ絞ることで予想外の読者層から支持を得られる可能性さえあるのです。

 

例えば、「朝が早く帰りの遅いサラリーマン」をターゲットにしたつもりが「気の休まらないシングルマザー」に響くこともありますし、「子供が独立した専業主婦」に向けた記事が「引きこもりのニート」を魅了することもあります。誰に何を伝えるかは記事の肝となりますが、「誰」となるペルソナをしっかりしておけば「何」は自ずと形成されていきます。

 

自己分析

リサーチするのはマーケットや読者層だけではありません。ブログを書いているあなた自身もリサーチする必要があります。一度くらいは自分を見つめ直し、それに即した記事を書いていけば、能力とモチベーションを最大レベルにまで引き上げられるので効率がかなり上がります。

 

自己分析で振り返るべきは、「知識や経験の豊富な分野」「とても興味のある事」「自身の強みや個性」の3点になるかと思います。文体ひとつとっても、専門家クラスに勝手の分かる分野なら「だ・である」のタメ語、勉強中なら「です・ます」の丁寧語と習得レベルで分けられます。自分の得手不得手を掴むより先に、勢いからブログを始める人が多い中で、自己分析をしてからのブログ執筆は後々安定をもたらすことでしょう。

 

儲かる市場といえども、興味が全然湧いてこない状態が長く続くようであれば、ブログの執筆自体が嫌になって記事の質が低下します。逆に、狂おしいほど愛する分野でもその市場が閑散としていると、質の高い記事を出し続けても結果に結びつきません。マーケットと自分自身をよく分析し、市場と自身のバランスが釣り合う分野を見つけましょう。

 

扱う分野を知る

ブログで宣伝をするからには、宣伝するものについて知識を深めないことには務まりません。しかも、一度勉強すれば済むわけでなく、関連する情報を幅広く集め、時代の要請に応じて知識をアップデートする必要があります。果てなき道ですが、これは教える者の責務として受け取ってください。

 

扱う分野に関する情報をキャッチし、よく調べ、時には自分の手で試してレビューの精度を上げていけば、読者にとって納得のいく良質な記事に仕上がります。そして、良質な記事を出し続けるほどブログの価値が上がっていくのです。

 

興味を惹くタイトル

精度が高く、琴線に響き、筋が通っていて、欲しかった情報が満載の記事を、毎日やる気満々で書けたとしても、碌に読まれないことがあります。その場合、記事のタイトルに問題があるのでしょう。

 

記事を読んでもらうには、タイトルで興味を惹くことが大前提となります。興味の湧かないタイトルの記事をわざわざ開くほど読者は暇ではありません。良質なタイトルを考える4つの指標をまとめましたので、一緒に考えていきましょう。

 

お得感

タイトルにお得感を漂わせることが最重要事項となります。タイトルを一瞥して「こういう情報を求めていた!」と感じさせれば、すぐに記事を読んでもらえます。見た人にとって有益さを直感させれば購読コースまっしぐらです。本当に重要ですね。

例えば、歌手のライブを記事にする際、淡々と「ライブの楽しみ方」と書くよりも、「東京ライブ間近!地方の皆さん、この宿泊場所が空いていますよ!」としたほうが、地方ファンへの反応も上々でしょう。この場合、記事の中で当日スケジュールを提案するといいですね。

 

具体的な数字

記事を書く上で分かっている数をタイトルに盛り込むと、分かりやすさから読むハードルを下げることが出来ます。本記事では「11の書き方」と決めておりますので、11項目読めばいいと予め分かりますね。

「購入者の88%が効果を実感!1日15分の訓練を30日続け、タイピング速度が1時間1000文字にまでアップした新タイピングゲーム」という具合ならば、淡々と「新常識のタイピングゲーム」と入れるより具体性があり、より強く響いてきます。

 

意外性

常識的に有り得ないと思わせるようなタイトルにすると、確かめようとした人が記事を読み始めます。「どうやってそんなことを!?」と気になったら確かめずにはいられないのが人の性(さが)ですからね。

 

「2000円札を100枚集めたコレクターの蒐集術」「歌手が自分の歌をカラオケで歌っても満点にならない理由」といった具合でしょうか。流石に「1日10分の作業で月収50万」などと有り得なさすぎる路線は気になるどころか端から切り捨てられますので、誇張しすぎないよう上手く調節してください。

 

アウトロー

ゴシップ誌を汚い商売と罵っている人でもスキャンダルに全く靡かない事はありません。「真っ黒な裏事情」「物事への罵倒」といったアウトロー気味の話は人が持つ闇の興味を引き出す効果があります。

 

「詐欺商材の手口」「ネオヒルズ族の悪行」辺りがアフィリエイターにとって想起しやすい部類でしょう。犯罪への注意喚起でも「こんな悪い奴がいる!」という旨のタイトルにして、対策は記事の中に潜ませておく方がよく読まれます。

 

ただ、アウトロー路線でタイトルを決める際はブログの評判を下げるリスクも伴います。ゴシップを汚いと嫌う人もいますからね。その点は注意が必要です。

 

適切な文章プログラム

興味深いタイトルで記事を読み始めてもらったら、そのまま最後まで読んでもらえるように分かりやすく文章をまとめておきましょう。とはいえ、文章構成の最適解は記事の目的によってガラッと変わってしまいます。

 

ブログアフィリエイトならば広告や別記事も同時に見てもらえるよう、サイドバーに追い付くまで書きます。メルマガの登録を呼びかけるなら、収めた情報や提供しうるメリットを提示した宣伝文になるでしょう。

 

初心者に教える記事ならば章立てしてマニュアルのような構成を意識しますね。不定とはいえ、最適解に近づけるためのテンプレートらしきものは形成されつつあります。中でもセールストークでは「PASONAの法則」という文章運びが効果的とされています。

 

PASONAの法則は、「問題提起(Problem)」「炙り出し(Agitation)」「解決策の提示(Solution)」「限定性の付加(Narrow down)」「行動(Action)」の順番と文意に従って文章を書くことで、購買心理を急激に掻き立てる方法です。何かを売る記事では活用したいところですね。

 

出来る所から究めよう

「7の記事の書き方」をご紹介しましたが、最初から全てを上手くこなす必要はありません。というか無理です。出来る所から無理なくレベルアップを図りましょう。

 

より良い記事の執筆は果てなき道です。成長を止めるとブログも止まりますので、長く書いている人も再考しては如何でしょうか。

 

 

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