購買意欲で変わる記事作成・アプローチのやり方、方法

検索エンジンからアクセスを集め、商品を売り込む物販アフィリサイトの運営は、実に様々な戦略が存在しています。軸となる情報商材の教えを守りながらも、それぞれのやり方でアフィリエイトに臨んでいく姿は、苗木が大木へ育っていくさまに似たものです。

 

アフィリエイトをしていく上で「何」に狙いを定めているかも個人差がありますね。その中でも「購買意欲」の程度に焦点を当てたアプローチについてお話しします。

 

買う意思というゴールまで

記事の読者が買う意思を固め、広告主と売買契約を交わすのが一応のゴールです。そして、スタートラインは読者の購買意欲がどの程度に位置しているかです。距離によって記事の書き方は変わってきますので、どの層へ向けて記事を書いているか気を配りましょう。

 

私が定めている購買意欲レベルは5段階に分けていて、「最高」「高い」「普通」「低い」「最低」であり、段階によって大なり小なりアプローチは変得ていく必要があります。

 

どの程度の購買意欲を持った人が来るかはキーワード選定の段階で予想を立てておきましょう。傾向を掴めばこちらからある程度絞り込むことができます。

 

最高:今すぐにでも買いに行くつもり

最高レベルの購買意欲ならば、放っていても目的の品を買っています。ゴール間近なので、いかに自分の領域で買わせられるかの勝負となります。

 

決め手となるのは「お得」を演出できるかどうかです。安さや購入特典など、買い方によるメリットを伝え、広告をクリックしてもらいましょう。ただ、このレベルの買い手は爆発寸前に見えて冷静に判断しているものです。

 

より値段が安かったり特典が豪華だったりするライバルが存在すると簡単にそちらへ流れてしまいますので、自信がなければ素早さとSEO対策で補いましょう。

 

高い:購入自体は検討中

購買意欲そのものはありますが、何もしなければ迷いっぱなしの状況です。無理やり押し込むより迷いの原因を取り除く「北風と太陽」の方針で記事を書きましょう。言わずもがな、北風の方針では押し売りと見做され離れられてしまいます。

 

購入をためらう原因になりそうなことを列挙し、ひとつひとつ論破するなり補う方法を提案するなりしていきましょう。また、商品自体による今後のメリットを説くのも有効です。

 

この時点で読者を納得させる記事が要求されます。

 

普通:目的は固まっているが何を買うかは決めていない

「腹減った、何食べよう」ぐらいのレベルです。自分が売り込んでいる商品を買ってくれるかもしれませんが、他のライバル商品を選ぶ可能性も十分にある、なかなか微妙なラインです。買う意思だけは確かなのが救いといえば救いでしょう。

 

目的に合った商品を何種類か比較しつつ紹介したうえで、本命の商品が最も目的に近いことをアピールしましょう。たとえ他の商品を買われる結末を迎えたとしても、ピッタリの商品を提案した行いは信頼に値します。

 

低い:目的はあるが何をすればいいか分からない

「痩せたい!どうしたらいいの!?」というレベルです。何をするか、何を買うか自体分かってはいませんが、目的だけはあります。そちらへアプローチをかけることとなるでしょう。

 

目的の達成や悩みの解決を図る手段として商品を推していくことになりますが、その間にプロセスを解説すると概ね自然に纏まります。

 

「やあトム!健康のため野菜を多く採りたいんだって?いい心がけだね!でも1日に必要な野菜350gは意外と多いんだよ。ほうれん草だと1束必要なんだ。1日1束ほうれん草だなんてクレイジーだね!僕は耐えられないよ!そこでこのスマートな青汁を……」など自分が使った事のあるもの、作業を効率化するツール系統、文字だけでは分かりにくい教材だと反応が良いです。

 

最低:興味はある

目的も問題意識も、下手すれば知識もありません。ただ、興味はゼロではないというレベルです。「やや、可愛い女の子がいっぱいでござる!何のゲームでござろうか?」くらいのものです。

 

問題提起から入って読者に目的意識を持たせてから商品を紹介する流れになります。言い換えれば問題意識を植え付けるような感じですので、宣伝の力加減は最も難しいでしょう。悩みを自覚させるという強い働きかけを要しますので、押し売りだの洗脳だの悪い評価を返されることもあります。要求されるスキルは高いですね。


 

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